【4〜1ヶ月前】いよいよ打ち合わせスタート!
この先は「結婚式の打ち合わせってナニするの?」というプレ花嫁さまのギモンにお答えします!
招待状作成→発送
招待状は、結婚式の約2ヶ月前の【大安】に投函する準備をします。 STEP1・デザイン選び 式場で販売されているものか、手作りで作成するのかを選択! 手作りの場合には、招待状の本状や封筒はもちろん、「受付をお願いします」「余興をお願いします」と書かれた付箋や、式場までの地図なども必要なので忘れずに☆ STEP2・文面を考える 招待状の内容を作成します。文面や差出人欄を誰にするのかはご両親ともしっかり相談を! 少し前までは、結婚式の招待状といえば差出人は両家のお父様の名前で印刷するのが一般的でした。これは「結婚式は、親が子どもの結婚をお披露目する場」と考えられていたためです。 ですが、最近の多くは新郎新婦おふたりの名前で出されることが多くなっています。 この意見の擦り合わせをするようにしましょう! STEP3・校正作成 ご両親とも相談の上、文面を考えたら次は校正を作成します。 手作りするなら、校正の段階で必ずプランナーさんに間違いがないかチェックしてもらうようにしましょう! STEP4・印刷 校正に問題がなければ、印刷へ! 注文する際には、必要枚数プラスαで頼むようにしましょう。 式場に頼む際には、発注枚数の最低ロットがあることがほとんど。「40枚で足りると思ってたけど、あと2枚追加で必要になった」となっても2枚だけの注文が難しく、余分に頼まなきゃいけなくなってしまいます。 STEP5・投函 結婚式の約2ヶ月前の大安に投函♡ ちなみに、会社の上司などには、ご挨拶も兼ねて直接手渡しするのがマナーです。その際、封筒には住所は記載せず、名前のみでOK。
披露宴の進行を決める
真っ白な進行表から自分たちの好みを加えて理想の披露宴へ。 演出たっぷりの賑やかな披露宴?シンプルに食事を楽しむ歓談中心が理想?事前にふたりで話し合っておこう!大まかなイメージをプランナーさんに伝えれば、希望に合わせて細かな提案をたくさんしてくれるはず♪ また進行の打ち合わせには、乾杯をお願いする人や、余興をしてくれる友人たちの名前がフルネームを聞かれます。名前の漢字も合わせて答えられるように準備しておきましょう。
引き出物・引き菓子は誰に?何を?
引き出物は“両家のご両親からゲストの皆様へ”、引き菓子は“新郎新婦からゲストの皆様へ”とそれぞれ違った役割をしています。 また引き出物や引き菓子は、地域や親族間の習慣により「何を」「いくら」といった相場が違っています。 これらの理由により、引き出物を決めるときにはご両親への相談が絶対必要! また習慣の違いによって、ご両家それぞれの引き出物の内容が違う場合もあります。でもそれは問題なし!引き出物袋はゲスト全員同じものになるので、一見中身の違いは分かりません。 また「親族」「会社」「友人」と贈り分けもOK。式場によって、何パターンまで可能なのか決められている場合もあるので、プランナーさんに確認してみてください。
BGMを決める
披露宴の雰囲気や、演出の盛り上げを左右するBGMは、進行を考えるのと同じ位こだわって欲しいポイントのひとつ☆ すでに結婚式で使ってみたい曲はありますか? BGMを探す方法は…… ○特に曲にこだわりの無いアナタなら! 結婚情報誌やネットを検索すると「結婚式おすすめのBGM」特集がよく組まれています。ラインナップされている曲は、歌詞の内容やメロディーなどウェディングにピッタリの曲ばかり! ○好きなアーティストがいるアナタには 披露宴に使用する曲全てを同じアーティストで揃えるのも◎ 担当させていただいたお客さまの中にも、何組もおられました。新郎さまや花嫁さまがそのアーティストが大好きなことは、ゲストもご存知の方が多いはず。「あの子たちらしいなぁ……」という声が♪ ○式場によっては音響スタッフとの打ち合わせ機会も 全ての式場に該当する話ではありませんが、打ち合わせの中に【音響スタッフと打ち合わせ】を設けている式場もあります。 おすすめのリストをみながら、実際に視聴しつつ本番に使う曲を選ぶスタイルです。 結婚式で使ってみたい曲が見つかれば、事前にプランナーさんに相談してみてください。 式場側で準備できるものと、そうでない曲もあります。
テーブル装花やブーケの打ち合わせ
結婚式に関わるお花の打ち合わせは大きく分けて2つあります。 1・ブーケ ドレスのデザインに合わせてブーケを決めます。またお色直しをする場合、お色直し用にもう1点追加注文するのか、1点だけを注文して流用出来るようなカラーリングにするのか……なども打ち合わせします。 ブーケは生花以外にも最近のトレンドはドライフラワーを使ったブーケ☆ 独特のくすみ色が出るドライフラワーは、アンティーク系のドレスにはピッタリです。 2・会場装花 「会場装花」といえば、ゲストの“テーブル装花”、新郎新婦席の“メインテーブル装花”、その他ウェディングケーキ周りに置くお花や、チャペルのバージンロードサイドにお花を施すこともあります。 また受け付け周りや、司会者用のマイク、ケーキカット用ナイフにも。 このように、会場装花はあらゆる場所に施すことができますが、当然比例して費用もドンドンと……。 どこに、どの程度つけるのかは見積りとにらめっこしながら、費用を掛けるようにしてくださいね。 またテーブル装花を考えるときには、合わせてテーブルクロスやナフキンのカラーを決めます。 お花やクロス、ナフキンの色合いなどトータルコーディネートを考えつつお花選びをしましょう♪
写真や動画撮影のプランを決める
結婚式の思い出をカタチに残す写真撮影やビデオ撮影。 ゼクシィ結婚トレンド調査2017によると先輩カップルが写真撮影やビデオ撮影に掛けた費用の平均は…… ・写真撮影 21.3万円 ・ビデオ撮影 19.6万円 と、いずれもお安くはないお値段です。 そのため、少しでも節約しようとカメラマンの持ち込みを検討される方もおられます。式場を通さず注文した方が比較的値段もおさえることが出来るからです。 ですが、カメラマンの持ち込みは持ち込み自体が出来ない場合が多く、また持ち込み出来たとしても持ち込み料が数万円と高額に設定されていることがほとんど。 持ち込みを検討する場合には、事前に式場が設定している持ち込み規約を確認することを忘れないようにしましょう!
料理や飲物を決める
ゲストがとても楽しみにしてくださっているお料理だからこそ、こだわっているプレ花嫁さまも多いのではないでしょうか? お料理は出来れば試食を一度してから決定することをおすすめします。 メニュー名だけでは味はもちろん、ボリュームや見た目の華やかさもなかなか分かりません。 多くの式場は、ブライダルフェアとは別に、成約者対象の試食会を開催しています。ブライダルフェアとの試食の違いは、結婚式本番のお料理そのままを試食出来るという点。ブライダルフェアでは「本番のお料理の一部」や「ハーフコース」になっていることが多いです。そのため、よりリアルな試食となると有料にはなりますが、成約者対象の試食会に出席する方が分かりやすくなっています。 また見落としがちなドリンクメニューの内容もしっかりチェックを! 初期見積りの段階では、ほとんどの式場では最低ランクのドリンクプランで計算されています。メニューの数が少なかったり、フリードリンクになっていないことも。 お料理を楽しむためには、ドリンクメニューも充実させておきたいですよね。だから、ドリンクメニューのチェックもお忘れなく!
席次を決める
披露宴の席で、誰がドコに座るのかを決める【席次】。 限られたテーブルの数と、1テーブルに座れるゲストの数も決められています。だからまるでパズルのように…… 「あの子たちは3人グループだからここに座って」 「この子たちをココに座らすと人数がオーバーするから、コッチのテーブルに座ってもらって」 「いや、会社の上司と一緒に座るならこの子たちの方が」 と、プランナー時代、席次の組み合わせに頭を抱えてしまうカップルが続出していました。 さらに、席次には上座・下座があり、新郎新婦の席に近いほど上座、遠くなるほど下座となります。 席次を決める作業は打ち合わせの中でも、なかなか高めのハードルとなるかもしれません。 式場によっては、早めに席次を記入できる用紙を渡してじっくり考えていただけるよう配慮しているところもあります。 心配なときは、早めにもらうようにプランナーさんにお願いしてみましょう!
【1ヶ月前〜1週間前】結婚式準備の最終確認へ
いよいよ結婚式まであと1ヶ月となりました。この時期にする結婚式の準備といえば……
招待状の返信が揃う
招待状の返信は、結婚式の約1ヶ月前の大安を設定します。 続々とゲストから出席のお返事が届くころですので、これまで漠然と決めていた「引き出物や引き菓子は誰に何を?」や「席次は誰がドコに座る?」など、ゲストが決まらないとすすまない打ち合わせをします。 引き出物などは、商品によってキャンセル時期が異なっています。急なゲストの変更や欠席にも対応出来るように、キャンセル期日を確認しておきましょう。
ペーパーアイテムの印刷へ
ゲストが決まれば、席札や席次表の印刷へ! 席札の裏にメッセージを書きたい場合には、作業時間確保のため早めの印刷を心掛けるようにします。 また席次表に関しては「出席の返事をしていたけど急遽都合が悪くなった」と欠席連絡が入る可能性があるので、印刷するタイミングに注意が必要です。
司会者さんと打ち合わせ
これまで決めてきた披露宴の内容を、司会者さんと最終確認へ。 司会者さんを決める方法は、事前に新郎新婦おふたりがリクエストする場合と、式場側がふたりの雰囲気に合いそうな司会者さんを司会事務所に発注する方法があります。どんな司会者さんになるのか気になる場合には、事前にプランナーさんに確認してみるのもアリですよ。 司会者さんとの打ち合わせでは、披露宴内容の確認だけではなく、新郎新婦おふたりの人柄をヒヤリングする司会者さんも。 ふたりの雰囲気を察知しながら、結婚式当日どんなイメージですすめるのか、またアドリブでコメントを挟むための“取材”を兼ねている意味もあります。 担当する司会者さんとは、気兼ねなく何でも話し合ってみてください。その方がお互い意思の疎通も取れてより素敵な披露宴にはるはずですから♡
ヘアメイクリハーサル
ドレスが決まり小物合わせも終わったら、ヘアメイクリハーサルです。主に結婚式の約1ヶ月前を目安に行われます。 ヘアメイクリハーサルはオプションになっていることがほとんどです。そのため“節約に”とココを削ろうとされる方がおられるのですが、この節約はあまりおすすめできません。 ヘアメイクリハーサルが無い場合には、結婚式当日のぶっつけ本番。当日は、時間が非常にタイトに組まれているので、一度仕上げたヘアメイクを「イメージと違った」とやり直すことは出来ません。 そのため保険をかける意味でも、ヘアメイクリハーサルは実施することをおすすめします。 ヘアメイクリハーサルとは、決まった衣装に合わせて、本番どんなヘアメイクをするのかを試す打ち合わせ。できればこの日までに「こんなヘアメイクがしたい」の写真は揃えるようにしておきましょう。その方が担当のヘアメイクさんに花嫁さまの好みが伝わります。 もちろん写真通りに仕上げてみて、ドレスや花嫁さまの雰囲気に合うかどうかチェックをするのですが、それ以外にも花嫁さまの好みに合わせた新たな提案がある場合も☆
【1週間前〜結婚式前日】結婚式直前4つの準備
結婚式直前♡おおよその準備が整った今、結婚式本番に向けて出来る準備とは……
“花嫁の手紙”の準備
絶対というワケではないけれど、やっぱりあると披露宴のクライマックスが盛上がるのが「花嫁の手紙」です。普段照れくさくて言えないような言葉も、この場だからこそ言えることってあるのではないでしょうか。 10年間プランナーをしていましたが、何度聞いてもやっぱり花嫁さまの手紙には毎回感動でした……☆ 手紙の準備は、早々にしてしまうよりも結婚式直前のこの頃に書くことをおすすめします。 また自分のご両親宛のお手紙ではありますが、一言彼のご両親へも「これからよろしくお願い致します」というメッセージを添えると◎ ちなみに、手紙のことでよく花嫁さまから質問を受けていたのが 「泣き過ぎて読めなくなったらどうしよう」 でした。 でも、大丈夫。 司会者さんには事前にお手紙のコピーが渡されているので、最悪の場合フォローは入ります。 ですが、出来れば涙いっぱいでも頑張って読みきって欲しいものです……。きっとご両親の気持ちにも届きますから☆
お礼やお車代の準備
乾杯や余興をしてくれたゲスト、また受付を担当してくれた友達などへのお礼はぬかりなく! 結婚式当日は、新郎新婦おふたりからゲストへお渡しするのが難しい状況です。本番中以外は、お支度やお帰りの準備など控え室の中にいることが多くなりますからね。 そのため基本的には、ご両親。もしくは受付さんから該当する方へお渡しいただく流れになります。 「誰に」「いつ」「どれ」を渡すのかもリストを作って、渡していただきやすいような準備をしておきましょう。
持ち込みアイテムの搬入準備
手作りグッズや、ウェルカムコーナーのアイテム、またテーブルコーディネートグッズなど搬入する準備を! 搬入するタイミングは、式場によって異なり「1週間前からは可能です」「前日のみ受け付けます」など。これも事前にプランナーさんに確認しておく方が、直前になってバタバタせずに済みますよ♪ 搬入のポイントは、パーツ毎にまとめておくこと。 例えば…… ・ウェルカムグッズは、ひとまとめにしておく ・ペーパーアイテムは同じ袋に入れてしまう(席札はテーブル毎にまとめる) ・写真は並べて欲しい順番に入れておく またウェルカムスペースの飾り方にこだわりがある場合には「指示書」を作成し、完成イメージの写真を貼付しつつ、書面で指定をしましょう。
お肌も心も最高のコンディションにするための準備
美肌のもとはたっぷりの睡眠と、栄養満タンの食事です。結婚式直前は、あまり予定を詰めずゆっくりと過ごすようにしましょう。 またブライダルエステもこのタイミングに出来ることといえば、ブライダルシェービング。シェービングには「本格シェービング」と「ソフトシェービング」の2種類あり、効果や施術のタイミングも違っています。 どちらにするのかを事前に決め、透明感のある美肌を目指して準備しましょう♪
まとめ
プロポーズされてから、結婚式本番までの準備の流れについてご紹介しました。 またご紹介した期間については、あくまでも参考までとしておいてください。 結婚式の準備期間には、人によって異なります。1年以上掛けるカップルもいれば、3〜4ヶ月で準備してしまう方も。 いずれの場合にも、事前に“これからやるべきこと”が分かっていると、結婚式の準備効率は上がります! 前編と後編に分けてご紹介した準備の流れが、これから結婚式へ向けて動き出したみなさまの参考になりましたら幸いです……♡