2017年12月6日 更新

結婚式をしなかった作家アルテイシアが結婚式について語る【中編】

結婚式をしなかった作家アルテイシアが結婚式について語る【中編】

1461 views

ハナコレでは、結婚式についてどんな可能性があるか、いろんな方にお話を伺っていきます。第1弾のお相手は、アルテイシアさん。全3回にわたって、その内容をご紹介するうちの、今回は第2回です。

1461 views
iine 1461 views

ハナコレでは、結婚式についてどんな可能性があるか、いろんな方にお話を伺っていきます。第1弾のお相手は、アルテイシアさん。全3回にわたって、その内容をご紹介するうちの、今回は第2回です。

1461 views
写真一覧

インタビュー前編はこちらからどうぞ!

結婚式よりも、銀婚式&金婚式!

――結婚式をするカップルが減っていることについてどう思いますか?

アル:若年人口が減って未婚率が上がって、結婚する若いカップル自体が減ってますよね。だから、銀婚式や金婚式はもっとやりようがあるかなという気がします。

――銀婚式は結婚25年目、金婚式は結婚50年目を祝う式ですね。

アル:「結婚しました」よりも「結婚が25年続きました」「50年続きました」「今でも仲良しです」の方がめでたいと思うんですよ。 中高年ってフェイスブックとか同窓会とか好きだし、バブル世代は派手なイベントとか好きなんで、需要があると思います。知り合いの演劇ファンのおばさまは「ド派手な衣装とメイクでワイヤーで吊るされたい」と言ってました。松平健とか小林幸子とか、あの手の演出が好きな中高年は多いですよね。

――たしかにゴンドラの結婚式の世代ですもんね。

アル:地味婚を好む若者とは対極ですね。中高年はお金も暇もあるので、マーケットがありそうな気がします。金婚式の場合は80代とかになってるので、それこそゾンビとか似合いそう。

――(笑)ちょっと笑えない光景になりそうですけど。

アル:招待客もみんな墓からよみがえった感じで、棺桶から登場するみたいな。自分好みの棺桶を準備しておけば、本番の葬式でも使えますし。

――入り心地を事前に確認できるみたいな(笑)。すごい、アイデアがどんどん広がっていきますね!

アル:こんなアイデアでいいんですかね(笑)

夢ウェディングのシナリオ

――「これはすごい!」というような記憶に残る結婚式ってあったりしますか?

アル:ネットで「弱虫ペダルの某キャラと夢女子の結婚式」というまとめ記事を見かけたんですが、すごかったです。本当にゴージャスな結婚式で、友人たちが弱虫ペダルのキャラのコスプレで参加して、ウェルカムボードやケーキやムービーも作品にちなんで凝っていて。『ここまでガチでやるのはスゲー!』って称賛コメントが多かったですね。

――へえ~!新郎役は人がやってるんですか?

アル:はい、そのキャラのコスプレイヤーの方が。たぶん女性だと思うんですけど。

――2人が本当に結婚するわけじゃなくて、盛大な一つのイベントとしての結婚式なんですね。

アル:そうそう。仲良しのオタク女子に聞くと、好きなキャラとの婚姻届にサインするとかはみんなやってるそうですよ。

――えっ、どういうことですか?

アル:役所で婚姻届けをもらって、推しキャラの名前と自分の名前を書いて、証人の欄には親友キャラの名前を書くみたいな。「それはみんな普通にやってます」と言ってました。あとウェディングドレスを着て、推しの等身大パネルと並んで写真を撮るとかも、やってる子はいるって。 その延長線上で「友達も招いて結婚パーティーをやりたい」という希望はあるそうです。ただその場合は会場のスタッフが完全協力してくれて、どんな企画や依頼があっても絶対引かないしバカにしないこと、空気をちゃんと作ってくれることが鉄則だと。

――そうですね、スタッフ一丸となって世界観を作り上げて。そういう推しキャラとの結婚式であれば、既婚の女性でもできますよね。

アル:法に触れないし倫理的にも問題ないので、未婚既婚問わずできますね。結婚する人が減ってるんだから、結婚式を結婚に限らなくていいと思います。

――ウェディング業界的には「確実にパイは減ってる」という現状の中、新しい形の結婚式としてすごく需要があると思います、面白い視点ですよね!

アル:新しいところを広げていかないと、結婚式1件ごとの値段を高くしていくしか売上を維持する方法がないですもんね。 ちなみにそのオタク女子は『ハイキュー』という漫画が好きなんですが、細かい設定まで語ってくれました。二人の結婚のキッカケは、昔テレビで春高の試合を見ていて、推しと出会った時に「あ、あの時の試合の…!」という会話から仲良くなると。そういう思い出のムービーとかも流して、お色直しで推しが「10年ぶりに着てみたよ」とユニフォームで登場して、そのサプライズに号泣するというシナリオだそうです。

――感動的ですね!そのシナリオをやろうと思えば実現できますし、未来の可能性を感じました。

ソロウェディング、JJ合同結婚式

――他にも、新しい形の結婚式で注目されているものはありますか?

アル:今、ソロウェディングも話題になってますよね。もし女友達がソロウェディングパーティーをするなら、私は大喜びで讃美歌も歌うし祝辞も読むし、たぶん感動して号泣すると思います。

記事をシェアする

不正コンテンツの報告

{{content.detail}}

詳細

{{content.detail}}
{{subContent.detail}}

ご報告ありがとうございます

記事に使った写真一覧(0)